▼クリーチャールール


付加発動【創造系】にて操作型・自立型に関わらずステータスを持つものを創造する事が可能。
以下、創造系を使用する能力者側を【マスター】と記述する。

※創造系はあくまでステータスを持つクリーチャーを生み出す系統の能力であり、
これに拘らずなにかを生み出す事は可能。
例)乗り物を生み出す、あくまで攻撃発動で一瞬ミサイルを生み出す など。


クリーチャー創造時のクリーチャーステータス

クリーチャーは創造時の消費PPによってスタータスが変動します。
創造時の消費PPは10pが上限。
■能力タイプ クリーチャーごとに自由に決定して良い。
マスターと違う能力タイプでも良い。
■HP
■SS
■命中力
■回避力
■行動値

創造時の消費PP

※HPが0になったらクリーチャーは消滅する。

■暴走率
■防御力
■精神抵抗

なし

■PP

マスターと共有。
※クリーチャーはマスターのPPを消費して応用技などを使用します。

■攻撃力

マスターの能力攻撃力
※マスターの増強型による攻撃力上昇は適用されない。

■能力精度
■発動スペック
マスターの素の精度・スペック

※マスターの覚醒型による発動スペック上昇は適用されない
※創造時にマスターが【強化系】【拡張系】などの技で補正されていても上昇は適用されない。
■探索技能 発動スペック数分、クリーチャーが行える探索技能を取得する事ができる。

例)スペック3で読心、察知、観察眼の技能ロールを行えるように取得する など。
■各種技能判定 一括で【 クリーチャー判定値 】とされ、マスターの能力精度と同値となる。
探索の技能判定や各種解除判定などはこの判定値を用いる。

●クリーチャーが所持できる応用技は最大5つまで。




クリーチャータイプを選択する

クリーチャーを創造する際に
以下のクリーチャータイプを選択し、それぞれの効果を得る事ができる。

■攻撃型

【 能力精度÷3 】の
ダメージボーナスと防御力・精神抵抗を付与
※端数切捨て

■速度型

命中・回避ロールに+1D6

■探索型

探索時に各種技能判定ロールに+1D6





クリーチャー行動の消費

クリーチャーの消費も基本的にPCと同様です。
ただしPPの消費はマスターPPを共有しており、
クリーチャーのPP消費はマスターのPP消費と暴走率の上昇を起こします。
■攻撃行動

消費なし。
ただし能力技と通常攻撃を併用する場合はPC同様に
AE【重撃】を併用する必要があります。

■能力行動
■命中・回避
■AE

PCと同様の消費量。

※AE【死力】はマスター側のHPを使用するものとする。

■バースト

以下のバーストをマスターの因子ダイスを消費して使用できる。
他バースト使用は不可。

●ダメージバースト
●判定バースト
●連携バースト
●発動バースト
●解除バースト

■探索技能判定

技能判定毎にPP1p消費する。




▼クリーチャー使用ルール

クリーチャー使用時において
以下の使用ルールにご注意下さい。

●クリーチャー行動開始タイミング

バトル中は創造後の次ラウンドからの行動となる。
ただし特殊AE【守護】や、オート能力持ちの場合は創造時から使用は可能。
ただしバトルに突入する前から創造しているのであれば、バトル最初から参入可能。

クリーチャーの回復

クリーチャーのHPはマスターが自ターンで新たにPPを注ぐことのみで回復可能。
アイテムや回復能力では回復できない。
創造時のHPを超えて回復は不可。
なお、クリーチャーはマスターが気絶・瀕死になった場合は消滅する。

クリーチャーの単独探索

クリーチャーは単独で探索技能を行使する事も可能だが、
クリーチャーの性質などによって話術や読心などは行えない場合などもある。
GM裁量にて判断いただきたい。
例)動物系の創造であれば当然しゃべれないので話術使用不可、など

クリーチャー特殊AE

クリーチャーのみ、もしくはマスターのみが使用できる特殊AEがあります。
それぞれ各場面でうまく使用して下さい。

▼ 転 換

■効果

クリーチャーHPをPPとして使用できる。
【転換】使用時はマスターのPP消費・暴走率上昇は起こらない。

■消費

任意

■宣言タイミング

自ターン時

■補足

転換使用時はマスターのPPを使用する事はできない。

又、マスター側にクリーチャーHPを転換する事はできない。
あくまでクリーチャー用のAE。


▼ 解 放

■効果

残りHPを消費してオールレンジ攻撃を行う。
使用後にクリーチャーは消滅する。

※縛りでオールレンジ化せず、単体化してもOK

■消費

残りHP

■宣言タイミング

●自ターンプリアクション
●探索時

■補足

応用技・バーストとは併用はできない。
AE併用は可能。

SE【オールレンジ】の発動ロールは不要。

▼残りHPによって以下のダメージボーナスが発生する。

HP8以上 ◆2D6ダメージボーナス
HP4〜7 1D6ダメージボーナス
HP1〜3 オールレンジ化のみ


▼ 守 護

■効果

クリーチャー版のAE【カバーリング】。

■消費

PP1p

■宣言タイミング

AE【カバーリング】に順ずる。

■補足

創造時から使用可能。

守護を使用したクリーチャーに対し通常のダメージ処理を行う。
この時クリーチャーのHPがマイナスに達した場合、
守護対象にマイナス分のダメージが及び、守護を使用したクリーチャーは消滅する。

なお、守護は他者カバーリング・守護に重ねる事が可能。

例)
味方AをBがカバーした際に、Bに守護を重ねる  など。


▼ 供 給

■効果

マスター側が使用できるAE。
任意のPPをクリーチャーに与え、クリーチャーのHPを回復する。
創造時のHPを超えて回復する事はできない。

■消費

任意

■宣言タイミング

自ターン時

■補足

プリアクション前に使用可能。
供給を行ったあとに自身の行動を行って良い。
複数のクリーチャーに同時供給も可能となる。

クリーチャー側は使用不可。あくまでマスター用のAE。



▼クリーチャー特殊ケース

以下の様な特殊ケース時には注意下さい。

▼防御発動や付加効果などの併用した【 エンチャント創造 】

例えば 【防御発動】+【付加発動】+【創造系】といった応用技でクリーチャー創造した場合、
1ラウンド防御発動分の効果を付与した創造が可能。

同様に強化系や追加系などを併用して創造する事で
初回から効果付与されたクリーチャーを生み出す事が可能である。

ただし効果継続はそれぞの効果に順ずる。

▼クリーチャー技のSE【リスク】やSO発動の【自爆】【崩壊】について

クリーチャー技によって行われたSE【リスク】の技や、
SO発動によって【自爆】や【崩壊】が起こった場合は
マスター側に自爆ダメージが発生する。

▼SE【トラップ】【オート】【セミオート】によるクリーチャー創造

トリガー発動により創造タイミングをずらすことが可能。
SE【トラップ】【オート】【セミオート】は効果が単発化するが、
クリーチャーは創造後はそのまま維持で良い。

▼クリーチャーによる【複製系】能力について

クリーチャーもコピー能力の使用は可能ですが、以下の制限がある。

●アタックセット / 攻撃+命中+回避をコピー

クリーチャーの場合はあくまで能力攻撃力がコピーされる。

クリーチャーからコピーする場合は能力攻撃力だけコピーされ、
格闘・武器攻撃力はそのまま変化しない。


スキルセット / 技能値+解除判定パラメーターをコピー

コピー不可。

本来非存在であるクリーチャーからのスキルコピーも、
独自の存在であるクリーチャーが他者スキルのコピーはできない。