▼ユグドラシルコラム  〜第3回 防御発動の堅さは世界一ぃ!〜   << コラムTOPへ戻る


どーもどーも。電脳世界からこんちゃーす。
フリーランサーNPCの空吹だ。 
下層ヘルヘイム、抑制機構テセウスの
ジョン=ドゥだ。
怖い!!
なんだてめぇ。しょっぱなから随分だな。
あ、すいやせん、つい。
殺すぞ。
すいませんでした!
すいませんでした!
本日はよろしくおなしゃす!


さて、旦那。
守りの要、能力による防御。
防御発動の説明を今回お願いしたいわけなんですが。
あぁ、防御発動だな。
特別に言うこともねぇ。

その名の通り防御のための発動だ。
もちっとなんかありません?
こう、隠された力がどうとかこうとか。


てめぇは馬鹿か?
なんかよく言われます。
防御発動に隠された力なんてものはねぇ。

ただ純粋に堅い。それ故に強い。
ほう?
防御発動による防御付与は
【 能力精度÷2 】が防御力にプラスされる。

これはわかっているか?
えぇ、いちおーは。

でもなんか防御が上がるだけって強いかって言われたら
イマイチぴんとこないんスよね。
具体的な数字で考えてみろ。

例えば能力精度が10の奴が防御発動を行ったらどうなる。
えーと、防御が+5っすよね。
もともとの防御力を5としようか。

3D6の攻撃力で攻撃したとしたら、期待値はいくつだ?
へ?
え、えーと最大数に最小値を足して、それを2で割れば期待値だから…
10.5っすね?
って防御10になった奴に攻撃とおらないじゃないっすか!?
そういうこった。

元々防御力が10な奴は大概だが、
そんな特化型は他技能を犠牲にしている場合がほとんどだ。

例に出した場合なら消費はたったの1p。
破格な低燃費ででかい耐久力が手に入る。
さらに防御発動は重ねがけもできる。

当然重複すれば防御発動は消費がでかくなるが
例えば精度10のやつが3重防御発動した場合は防御+15となる。

この場合は必要スペックが3で
1つ目の防御発動で1p、
2つ目の防御発動で+3p、
3つ目の防御発動で+5p。
消費合計が9pだな。

防御にAEコンセントレイションLv.10して
やっと防御+10、消費は10pと考えると実に効率がいいじゃねぇか。
例に出した防御+15に対して
4D6の期待値が14だから、
それ以上の威力じゃねぇとほぼ攻撃はとおらねぇ。

そんな事ができちまうのが防御発動って事だ。
攻撃がきかなけりゃ、
あとはじわじわ相手を嬲りゃいいだけだ…。

発想が怖い!!

いやーでもそれじゃもう無敵じゃないっすか。
無敵艦隊じゃないっすか。
もちろん絶対って事ぁねぇ。
相手が貫通攻撃を持っていたら
いくら防御をあげても無意味な場合だってある。
よし貫通攻撃を必ず入れるようにしよう…!
止めはしねぇが、理由付けはちゃんとするこったな。
てめぇの能力コンセプトを忘れて
防御発動に備えて貫通攻撃を入れようとか
くだらねぇ思考回路を持ち込むなら

GMに代わって俺がてめぇを沈めてやる。

理由付けはしっかりします本当です!!

それなら別にかまわねぇよ。

だがまぁ、貫通攻撃だけじゃねぇ。

この防御発動だって能力精度の数値によっちゃただの凶器だ。

重ねがけすりゃ確かに消費リスクがある。
SEコンティニューの対象外だから1ラウンドしか続かねぇ。

それでも瞬間的に
最大の防御力を得る事ができるのがこの防御発動だ。
使い方によっちゃチート級の能力だ。

だからこそ、そういう事ができる理由付けは
防御発動でも、ひいては他の能力効果でもしっかりしろってこった。
ユグドラTRPGは能力が自由に作成できる分、
やっぱそこらへんは気をつけなきゃって事っスね。
そういう事だ。
そういう事を守って
防御能力者を存分に肉盾にしてくれ。
肉盾要員かよ!!!!





▼ではでは、次回コラムでお会いしましょう。  << コラムTOPへ戻る