▼クリア処理


シナリオクリア後にクリア処理を行ってください。
クリア処理は以下の項目になります。

● 因子ダイス報酬
● 抑制ロール
● カルマ取得
● アイテム購入

必要に応じて後日談・アフタープレイ
100%以上でクリアになる場合は
暴走崩壊の処理を行ってください。

なお、最終的な暴走率によって
次回のシナリオ時に暴走率が加算される場合があります。



因子ダイス報酬

シナリオをクリアする事で因子ダイスをPCに贈呈します。
褒賞に関しては複数人に同様の賞を与えても構いません。


なお、因子ダイスは次回セッションに最大5個まで持越し可能です。


クリアボーナス

因子ダイス2個
シナリオクリアした全員に贈呈。

探索賞

因子ダイス1個
探索でもっとも貢献した者に贈呈。

バトル賞

因子ダイス1個
戦闘でもっとも貢献した者に贈呈。

RP賞

因子ダイス1個
もっとも良いロールプレイをした者に贈呈。

MVP

因子ダイス2個
シナリオの最功労者に贈呈。

エクストラボーナス

シナリオの独自報酬。
条件によって複数の因子ダイス報酬などにして良い。


抑制ロール

因子ダイス1つにつき1D6%の暴走率を下げる事ができます。
抑制ロール結果がクリア暴走率となり、
結果によって次回セッションの加算暴走率が変化します。


▼抑制ロール前

因子ダイスは最大5つまで持ち越せたり、アイテム購入に使えるため、
この抑制ロール前でいくつの因子ダイスを使用するか決めてもらいます。

抑制ロール前にPL間で因子ダイスの譲渡も可能。
パーティ内で助け合ってください。



▼抑制ロール実行

実際にダイスロールし、いつく暴走率を下げられるか決定します。
この際、【 1発振り 】【 2回振り 】 などはGM裁量で決めて構いません。

1発振り

抑制ロールに使う因子ダイスを一括で決定し、
1回のみ暴走率を下げる。

2回振り

1回目に暴走率を下げたのち、
残した因子ダイスを任意で追加して2度暴走率を下げる。


クリア暴走率が100%を超えた場合は暴走崩壊の処理を行います。



▼因子ダイスのマイナス時

抑制ロール時に因子ダイスがマイナスだった場合は
マイナス数×2D6% 暴走率を上昇させてください。



▼次回セッション影響

抑制ロール結果のクリア暴走率が決まりましたら
以下の次回影響が決定されます。

100%以上の場合は後遺症を発症し、
崩壊深度が進行します。

後遺症・崩壊深度に関しては以下に出てくる暴走崩壊の項を参照ください。

クリア暴走率

次回セッション影響

59%以下

次回影響なし

60%台

次回暴走率+5%でスタート

70%台

次回暴走率+10%でスタート

80%台

次回暴走率+15%でスタート

90%台

次回暴走率+20%でスタート

100%〜109%

崩壊深度1上昇。
後遺症1つ発症。

110%〜119%

崩壊深度2上昇。
後遺症2つ発症。

120%〜129%

崩壊深度3上昇。
後遺症3つ発症。

130%〜139%

崩壊深度4上昇。
後遺症4つ発症。

140%〜149%

崩壊深度5上昇。
後遺症5つ発症。



カルマ取得

セッションクリア者は条件を満たした カルマ を取得できます。

どれも有用な効果を次回セッションで発揮する事が可能になります。
PCの性能によってはより効果的な組合せがあるかもしれません。



アイテム購入

因子ダイスを消費する事で消費アイテム・消費武装を購入する事ができます。

基本的にアイテム購入は
セッションクリア者のみ、このクリア処理時にしか購入はできません。

消費アイテムはこちら。



後日談・アフタープレイ

シナリオ終了後のPCたちの後日談などをお好きにRPください。
好みでGMのまとめでも構いません。

クリア暴走率によっては後遺症など、影響がでた後日談を描写するのも良いかもしれません。



暴走崩壊

PSY因子は限界を超えてもその活動を停止する事はない。
活性を超え、因子そのものがまったく新しいものへと『 崩壊 』していく。

力を抑える事ができなかった時、
あなたは大きな代償を払う事になるだろう。



クリア暴走率が100%を超えた場合、暴走崩壊が発生します。

暴走崩壊は以下の3つの処理が発生します。

● 後遺症の発症
● 崩壊深度の進行
● 因子変化ロール

後遺症はPCの設定・RP上へのフレーバーペナルティとなります。

崩壊深度は深度数分、判定にペナルティがつきます。

因子変化は能力が変化したり、能力そのものを消失する恐れがあります。
能力タイプが変わればステータスの再計算が必要となります。

後遺症と崩壊深度は 回復しない限り永続で残り続けます。



▼後遺症

暴走崩壊時は以下の後遺症が発症します。

後遺症は全6種。
以下の後遺症から1D6にてランダムで決定してください。
症状の重さはフレーバーなのである程度は自由に決定して結構です。

ダイス目

後遺症

症状

聴覚崩壊

聴覚に異常が起きる。
幻聴、難聴、失聴、など。

視覚崩壊

視覚に異常が起こる。
幻覚、色盲、失明、など。

言語崩壊

言語の認識に異常が起きる。
しゃべる事に支障をきたす。
吃音、失語症、失読症、など。

身体崩壊

身体に異常が起こる。
欠損、異形化、麻痺、など。

精神崩壊

精神に異常が起こる。
人格破綻、性格変化、妄想・幻覚による異常行動、など。

記憶崩壊

記憶に異常が起こる。
記憶障害、記憶喪失、など。


複数の発症がある場合は重複する事はなく、
最大で5つ後遺症が発症します。

ダイスロール時に症状が重なった場合は振りなおして決定します。
もし発症する後遺症の数が残り少ない場合は任意で決めても結構です。

後遺症を全発症した場合はそのPCはキャラロストとなります。



▼崩壊深度

後遺症1つにつき【 崩壊深度 】が1つ上昇します。

崩壊深度1つにつき、
あらゆる判定結果が深度分マイナスされ、
自身へのダメージは防御無視で深度分加算されます。


最大深度は【 5 】
なので最大で全判定が−5、
自身へのダメージは防御無視で5ダメージ加算される事になります。

崩壊深度6に到達(後遺症全発症)キャラロストとなります。



▼後遺症と崩壊深度の回復

暴走崩壊を起こしたキャラでも、次回セッションは参加可能です。

次回以降のセッションのクリア処理にて
因子ダイス10個をつぎ込む事で
後遺症1つ(崩壊深度1)を回復する事ができます。



▼因子変化

暴走崩壊を起こしたキャラは因子変化ロールを行います。
その結果、能力が変化したり、能力を失う場合があります。
ノーマルの場合、能力に覚醒するケース場合も。

変化しない場合はステータスはそのままですが、
因子変化が実際に起こった場合はステータスの再計算が必要になります。

以下の因子変化ロール表から1D6にてランダムで決定してください。

ダイス目

後遺症

症状

1〜2

能力変化

能力がランダムで変化する。
以下の能力タイプ表から1D6にてランダムで決定する事

3〜4

因子制御

変化は起こらず、そのまま維持。

5〜6

能力喪失
or
能力覚醒

能力を持つものは失い、ノーマルは能力に覚醒する。

喪失者はノーマルのキャラ特性ポイントを1p獲得する。
覚醒者はノーマルのキャラ特性ポイントを1p失い、
キャラ特性を6つ取得していた場合は1つ喪失する。

能力覚醒した場合は
以下の1D6で能力タイプをランダムに決定する。



▼能力タイプ表
ダイス目

能力タイプ

サイキッカー

エスパー

トランサー

クリエイター

アンノウン

好きな能力タイプを選択
ノーマル選択でも可