テイカー自治法

” テイカーの問題はテイカーにて解決すべし ”

Mr.グレイから発案され、異界連合から発令された悪法。

テイカーは常識から外れた力を行使する者であり、
理外の力を抑えるにはテイカー自身の力が必要であると呈された特例法である。

各地に目を光らすようになった
異界連合・GUILD・十三機関がテイカーをリストアップしており、
民間人などからの通報や相談を元に現地のテイカーに要請。
その力を行使してもらい問題解決を図る事とした。

あくまで協力は任意としているが、
拒否する事はテイカー自身の立場を良くしないのは明らかであり、
日々自身の力がばれないように隠す者も少なくない。

テイカー自治法による制裁や私刑が横行している側面もあるが、
事実テイカーを抑える力を持っているのはテイカーだけであり、
過剰な力の行使は黙認されているのが現状である。

テイカーを拘束する事も非常に難しい事から、
問題の中で協力者か標的、もしくは両方が死亡したとしても不問とされる。

ライセンス

善良なテイカーであると判断された者には” ライセンス ”が与えられる。

異界連合・GUILD・十三機関が主に査定を行い、
民間からの証言を元にライセンスが与えられる場合もある。

例え3機関から依頼を受けておらずとも
なにかしらのルートでテイカーは日々監視・査定されており、
不意に与えられる事もあれば、理不尽に剥奪されるケースも少なくない。

一般人からみれば一応は善良の証明であり、
逆にライセンスを所持していないテイカーは、畏怖され避けられる。

ライセンスを得た者は組織からの無理難題を課せられ続けられ、
一部では” ブラックライセンス ”と揶揄される事も。